【Alice】Chapter1-64 今は二役を演じていても仕方がないわ

Alice Chapter1

前回の

Chapter1-63 一人二役が大好きなの!

の続きから訳していきます(∩´∀`)∩

前回までのお話では、

アリスは自分自身にアドバイスを行っていて、

時には泣いてしまうくらい自分を叱りつけてしまうことがある、とのことでした。

一人二役を演じることが大好きだったんですね。

では、今回はどんなお話なのでしょうか(∩´∀`)∩

`But it’s no use now,’ thought poor Alice, `to pretend to be two people! Why, there’s hardly enough of me left to make one respectable person!’

`But it’s no use now,’ thought poor Alice, `to pretend to be two people!

《「でも、今は二役を演じるようなことをしていても仕方がないわね」とかわいそうなアリスは思いました》

今までも何度か会話の途中で切れている文章がありましたが、

せっかくなので今回は繋げてみました。

日本の小説とかだと、

話し方で誰だかわかることが多いですが、

一応先に誰が言ったかを記載されていたりしますね。

突然、誰かわからない人の発言がされた場合は、

後に出てくることもありますが。

英語の場合は、先にちょろっとだけ会話文を見せて、

「これは○○が言った(思った)言葉なんだよ」と

わかりやすくするために、

said ○○、thought ○○なんて形で挟んでいます。

途中で会話文を切っちゃった方が

わかりづらいと感じるのは、

日本語に慣れてしまっているからなのでしょうか(´▽`;)ゞ

英文としては、今までに出てきたものばかりなので、

上記のまま、訳だけ書いて終わらせておきます(゜ー゜;Aアセアセ

では、次です(∩´∀`)∩

Why, there’s hardly enough of me left to make one respectable person!’

why

《だって》

といった具合ですかね。

!もありますし、

感情が昂ぶっていそうです(´▽`;)ゞ

there’s hardly enough of me left

《私に十分なものなんてほとんど残っていないよ》

むむむ…

なんだか変な訳になりましたが、

きちんとした訳は次の文を見てからにしましょうか。

今回のこの文ですが、

leftがなんでついているの?

と疑問になってしまいました。

文型も「あれ?」って思いましたしね。

で、よくよく見てみると、

これって過去分詞なんですね。

『残された』という意味になります。

hardlyがあるので、

『ほとんど残っていない』

となりますね。

そして、その後に不定詞がきています。

to make one respectable person!’

respectable

は『ちゃんとした、立派な』という意味。

respectの形容詞ですね(『尊敬する』という動詞)

となると、

to make one respectable person!’

《ちゃんとした一人の人間を作るのに》

となるでしょうか。

なんか不思議な話をしています。

これをちょっと繋げて見てみましょう。

Why, there’s hardly enough of me left to make one respectable person!’

《だって、私にちゃんとした一人の人間を作るのに十分なものなんてほとんど残っていないよ》

となりますね。

…(;゚Д゚)

これじゃ正直よく意味がわかりません。

アリスは「私は一人前ではないよ!」と言いたいのでしょうか?

でも、それだと残っていない、

という表現もおかしいです。

なので、ちょっとこれまでの流れを確認していきましょうか。

とりあえず、何でこんな話をしていたかというと、

この前の会話文で、

`But it’s no use now,’ thought poor Alice, `to pretend to be two people!

《「でも、今は二役を演じるようなことをしていても仕方がないわね」とかわいそうなアリスは思いました》

と言っていました。

その流れで、

Why, there’s hardly enough of me left to make one respectable person!’

《だって、私にちゃんとした一人の人間を作るのに十分なものなんてほとんど残っていないよ》

と言っていますね。

「今は二役を演じても仕方がない」と言っているので、

今の現状を指しているはずです。

アリスは「私は一人前ではないよ!」と言いたいのかな?

と思いましたが、そうなると今だけではなく、

前々から一人前ではないはずです。

ですが、前まではきちんと二役を演じていますし、

きちんと「今は」と言っています。

なので、そういう意味ではないんでしょうね。

となると、今の現状を考えてみると、

結構前の話になってしまいますが、

アリスは今10インチ(25センチメートルほど)の大きさになっています。

つまり、人としては非常に小さいサイズになっているわけです。

これを考慮して先ほどの文を見てみると、

Why, there’s hardly enough of me left to make one respectable person!’

《だって、私にちゃんとした一人の人間を作るのに十分なものなんてほとんど残っていないよ》

つまり、

「私は今10インチにまで縮んでいるんだから、

ちゃんとした一人の人間として十分なほど大きくないよ」

と言いたいんでしょうね。

大きさで二役を演じるかどうかを考えるのは

ちょっと不思議な話ですが、

こうやって理由をつけることで、

前に進もうとしていたのかもしれませんね(´▽`;)ゞ

とりあえず、ここから意訳してみると、

Why, there’s hardly enough of me left to make one respectable person!’

《「だって、今の私は一人の人間としての十分な大きさもないのだから!」》

となるでしょうか。

以上から、今回の英文は

`But it’s no use now,’ thought poor Alice, `to pretend to be two people! Why, there’s hardly enough of me left to make one respectable person!’

《「でも、今は二役を演じていても仕方がないわね」とかわいそうなアリスは思いました。「だって、今の私は一人の人間としての十分な大きさもないのだから!」》

となるかと思います(∩´∀`)∩

ここで一人二役の話は終わって、

これからまた新たな展開へと移っていきそうですね(/・ω・)/

さて、どんな展開が待っているのでしょうか?(;´∀`)