前回の
の続きから訳していきます(∩´∀`)∩
There was nothing so very remarkable in that; nor did Alice think it so very much out of the way to hear the Rabbit say to itself, `Oh dear! Oh dear! I shall be late!’ (when she thought it over afterwards, it occurred to her that she ought to have wondered at this, but at the time it all seemed quite natural); but when the Rabbit actually took a watch out of its waistcoat-pocket, and looked at it, and then hurried on, Alice started to her feet, for it flashed across her mind that she had never before seen a rabbit with either a waistcoat-pocket, or a watch to take out of it, and burning with curiosity, she ran across the field after it, and fortunately was just in time to see it pop down a large rabbit-hole under the hedge.
今回は
but when the Rabbit actually took a watch out of its waistcoat-pocket, and looked at it, and then hurried on, Alice started to her feet,
ここまでを訳したいと思います(∩´∀`)∩
今回はどこまで訳すべきかちょっと悩みました…。
andで繋がっているからなかなか切れなそうですし…
結局今回は後の文を見たら接続詞forが来ているので、
その前までを一塊と見ていいかなと思い
ここまで訳そうと決めました(´▽`;)ゞ
では、訳していきたいと思います(∩´∀`)∩
but when the Rabbit actually took a watch out of its waistcoat-pocket,
前の文に『;』がありましたが、
ここにbutがあるので、
『;』の意味も逆接のbutとして
捉えてもいいのかなと思います。
ただ、文自体は切れていないよ!
と表したかっただけですかね(;・∀・)
whenは時を表す従属接続詞で、
副詞節になりますね。
actuallyは『現に、実際に』といった意味ですが、
『(まさかと思うかもしれないが)本当に、なんと』
という意味もあります。
「現にこんなことが起きたんですよ!」
と言った場合、可能性が低いことが起きていそうです。
そして、
「なんとこんなことが起きたんですよ!」
という場合も予想しえなかった可能性が低いことが
起きていそうですね。
「なんと」の方が強調されていそうですが…
ですが、意味合い的にはほとんど一緒なので、
これは日本語訳せずに英語で意味を取った方が
理解しやすそうな気がします。
…当然私はまだそんなことできませんけどね…(;´・ω・)
actuallyの意味を確認しつつ訳すと
but when the Rabbit actually took a watch out of its waistcoat-pocket, and looked at it, and then hurried on,
《でも、そのウサギがウエストコート(ベスト、チョッキ)のポケットからなんと時計を取り出して確認し、すぐに駆け出していったのには》
となりますね。
took a watch
《時計を取りだす》
out of its waistcoat-pocket
《ウエストコートのポケットからそれ(時計)を外に出す》
outの基本イメージは『外』です。
ofの基本イメージは『取りだす』
なので、out ofで中から外に取りだしているイメージになります。
and looked at it, and then hurried on,
《そして、それ(時計)を確認して、すぐに駆け出していった》
and thenを調べると
『間もなく』という意味の副詞として出てきますが、
andが等位接続詞ということを忘れると、
痛い目に合うんじゃないかな?なんて思ってしまいます。
ただの副詞の後に主語のない動詞が来ているのは
本来であればおかしな話ですからね。
andがあるからこそ、
等位接続詞であるからこそ、
took a watch out of its waistcoat-pocket
と
looked at it
と
hurried on
が同じ単位で繋がって、
the Rabbit
を主語に持ちます。
同じ過去形になっていますしね。
hurried on,
は『急ぐ』という意味ではあるのですが、
ウサギが必死になって走っているくらい急いでいるので、
《駆け出していった》という訳にしてみています(∩´∀`)∩
それでは、続きです。
Alice started to her feet,
《さすがのアリスも思わず飛び起きちゃったよ》
started to one’s feet
で『飛び起きる』という意味があります。
to one’s feet
で『立つ』といった意味の副詞です。
startは副詞(句)と一緒に用いた場合、
『(驚いて)飛び上がる』という意味を伴います。
ウサギが独り言をしていても動じなかったアリスですが、
ウエストコートから時計を出して確認している姿には
さすがにアリスもびっくりして、
思わず飛び起きちゃったんでしょうね。
今までの流れがあるので、
意訳がちょこちょこ入っちゃっています。
以上から、今回の英文の訳は、
but when the Rabbit actually took a watch out of its waistcoat-pocket, and looked at it, and then hurried on, Alice started to her feet,
《でも、そのウサギがウエストコート(ベスト、チョッキ)のポケットからなんと時計を取り出して確認し、すぐに駆け出していったのには、さすがのアリスも思わず飛び起きちゃったよ》
となるかと思います(∩´∀`)∩
whenに関しては
『~の時』という従属接続詞の意味に捕らわれすぎて、
訳してもいまいち意味が取りづらいことが
学生時代にありました。
ですが、意味がわかればいいので、
自分自身がわかりやすい意訳をしちゃえばいいのかな、
って今思って居ます。
『~の時』って私からすると、
なんかお堅いイメージがあるので
どうも受け入れられませんでしたしね(;´・ω・)
《すぐに駆け出していったのには、》
を
《すぐに駆け出していった時には、》
としても意味は大体わかりますが、
やっぱり違和感を感じてしまうのです(´▽`;)ゞ
逆に直訳よりも私の意訳の方がわかりづらい、
なんてことも普通にあるとは思いますが、
その場合は直訳でやっちゃうなど、
やっぱり自分に適した訳し方をするべきですよね(*´▽`*)
私はどうもお堅い文章が苦手なので、
崩した感じになっちゃいます(´▽`;)ゞ
とはいえ、淡々と書く文章に関しては、
逆にお堅い文章じゃないと書けなくなりますが…
アリスが登場するような童話でお堅くする必要はないですもんね(;’∀’)
なので、これからも崩しつつ訳していこうと思いますので、
よろしくお願いしま~す(/・ω・)/